糖尿病の予防・治療完全ガイド
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糖尿病ケトアシドーシス

点滴の画像

糖尿病は「合併症の病気」ともいわれ、様々な合併症のリスクを伴います。

ここでは、糖尿病の合併症とされる病気のうち、糖尿病ケトアシドーシスについて解説したいと思います。

糖尿病ケトアシドーシスってどんな病気?

糖尿病ケトアシドーシスとは、インスリンが不足することによって脂肪代謝が促進されることから引き起こされます。

体内のインスリンが不足すると、肝臓や筋肉はブドウ糖からエネルギーを得ることができなくなるため、ブドウ糖の代わりに脂肪を利用することでエネルギーを補充するようになります。

脂肪の代謝が進むことで、体内にはケトン体という物質が溜まっていきます。

このケトン体が溜まりすぎると、体の中が酸性(アドーシス)に傾き、ケトアドーシス(ケトン体によるアドーシス)の状態になります。

糖尿病ケトアシドーシスの症状

一般的に、この症状を引き起こすのは、体内のインスリンが欠乏している1型糖尿病患者がかかることがほとんど。

糖尿病ケトアシドーシスは、密かに忍び寄り、発症から24時間以内に自覚症状が出ると言われています。ただし、インスリンポンプの故障により発症する場合は、6~12時間と発症までの時間が短いことがあります。

なんの予兆もなく糖尿病ケトアシドーシスになることはなく、発症までにはいくつかの段階があります。

はじめに、高血糖による多尿が始まり、やがて補給した水分よりも多く尿を排泄するようになり、重い脱水症状になります。

脱水すると血液量も減少するため、ますます高血糖になり、激しく口が渇いたり、力が入らず立っていられないなどの症状が現れるのです。

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