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糖尿病性大血管障害

肩が痛い男性の画像

糖尿病は「合併症の病気」ともいわれ、様々な合併症のリスクを伴います。

ここでは、糖尿病の合併症とされる病気のうち、糖尿病性大血管障害について解説したいと思います。

糖尿病性大血管障害とはどんな病気?

糖尿病性大血管障害は、高血糖の状態が続くことで、太い血管の動脈硬化が加速してしまう病気です。

動脈硬化は、動脈の内側に様々な物質が沈着してしてしまうことで、血管が厚くて硬くなり、隆起(プラーク)ができる状態。糖尿病をはじめ、高脂血症や高血圧・喫煙などが原因で引き起こされると言われています。

動脈硬化が進行すると、血管にこびりついているプラークがはがれて血管に詰まり、重要な臓器に障害を起こしたり、血流が途絶えるなどの障害を起こします。

糖尿病性大血管障害の症状

糖尿病性大血管障害には、脳梗塞・狭心症・心筋梗塞などや閉塞性動脈硬化症があります。それぞれの症状としては、次のようなものが現れます。

脳梗塞

脳の血管に動脈硬化が起こるため、脳梗塞や脳出血などのリスクが高くなります。糖尿病でない人に比べ、脳梗塞が起こる頻度が2~4倍になると言われているのです。

狭心症・心筋梗塞

心臓の血管に動脈硬化が起こるため、狭心症や心筋梗塞などのリスクが高くなり、心筋梗塞を起こす頻度は健康な人の3倍以上になります。はっきりした自覚症状がないのが特徴です。

閉塞性動脈硬化症

足の太い血管に動脈硬化が起こることで血液の循環が悪くなり、歩行が困難になります。悪化すると痛みが強まるために歩けなくなり、やがて潰瘍、壊疽を起こします。場合によっては足を切断することも。

糖尿病性大血管障害が悪化するとどうなる?

糖尿病にかかると、高血糖によって血管が障害され、動脈硬化の進行が早くなります。そのため糖尿病がない人に比べて、心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすいのです。

次のような自覚症状を感じたら、すぐに病院に行くようにしましょう。

脳梗塞の危険性がある症状

  • 半身の手足がしびれる、動かしにくいなどの症状
  • ろれつが回らない
  • 言葉がなかなか出てこない
  • 片方の目が見えにくくなった
  • めまいがする

心筋梗塞の危険性がある症状

  • 胸の痛みが30分以上続く
  • 肩、首の痛み
  • 胸の圧迫感や息苦しさ
  • 動悸が起こる

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