糖尿病の予防・治療完全ガイド
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血糖値の基準値

血糖値の上がりやすいパンの画像

ここでは、糖尿病の危険度の基準となる血糖値について解説していきます。

糖尿病予備軍といわれる血糖値の数値は?

日本糖尿病学会が定めた血糖値の正常値は、次の通りです。

  • 空腹時血糖値の正常値…100mg/dl未満
  • 食後の血糖値の正常値…140mg/dl未満
  • HbA1c正常値…6.2%未満

この3つの正常値を基準に、検査方法のページでも紹介した糖尿病診断が行われます。

空腹時血糖値が126mg/dl以上、またはブドウ糖負荷2時間後の血糖値が200mg/dl以上のいずれかである場合は糖尿病であると診断されます。

空腹時血糖値が110mg/dl以上、またはブドウ糖負荷2時間後の血糖値が140mg/dl以上の場合は、糖尿病予備軍と診断されるのです。

血糖値と糖尿病の危険度の関係

糖尿病の怖さは、合併症にあります。合併症が起きるのは、空腹時血糖値が126mg/dl以上、またはブドウ糖負荷2時間後の血糖値が200mg/dl以上の人であることがわかっています。

つまり、血糖値を基準に「糖尿病型」という診断が下りる人こそが、合併症のリスクを持っているということです。

また、糖尿病予備軍に該当する「境界型」は、糖尿病特有の合併症は起きにくいものの、数年以内に糖尿病を発病する可能性が高いことが、統計的に明らかになっています。数値的には糖尿病ではなくても、将来的なリスクを背負っていることを意識しておく必要があります。

そして、覚えておいてほしいことが、糖尿病の人に起こりやすいものの、糖尿病でなくても起こる合併症の存在があるということ。

代表的なものとして動脈硬化が挙げられます。動脈硬化は、血糖値が「境界型」でも進行してしまい、心臓病や脳卒中のリスクを高めるため、注意が必要です。

動脈硬化の進行は、食後の高血糖をしっかりコントロールすることで抑えることができ、糖尿病にもなりにくくなることが、科学的にも証明されています。

空腹時の血糖値が高い人よりも、食後の血糖値の高い人の方が心臓病や脳卒中の危険度が高いので、血糖値のコントロールを意識して行っていきましょう。

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