糖尿病の予防・治療完全ガイド
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小児糖尿病

フライドポテトを食べる子供の画像

糖尿病には、様々な種類があり、種類によって原因や症状、改善方法が異なります。

ここでは、小児糖尿病について解説していきたいと思います。

小児糖尿病ってどんな病気?

糖尿病は成人特有の病気と考えられがちですが、子供にも起こります。むしろ、インスリンを作る能力が著しく低下したり、なくなったりしてしまう1型糖尿病は、子供に多く発病する病気なのです。

大人に多く見られる2型糖尿病についても、最近では中学生や高校生で発症する例が多く見られるようになってきました。しかし、通常、小児糖尿病という場合には、乳幼児にもみられ、10~15歳が発病のピークとなる1型糖尿病のことを指しています。

小児糖尿病の原因とは

少し前まで、小児糖尿病は遺伝性の病気であると考えられていました。しかし、患者の肉親や兄弟に糖尿病が多く見られるのは2型糖尿病の場合がほとんどで、家族内に1型糖尿病が複数人見られるケースはむしろ少ないことがわかってきたのです。

例えば1つの体を2つに分けて生まれてくる一卵性双生児の場合でも、療法ともが糖尿病になる確率は40~50%。このことは、遺伝以外の条件が発病に大きく影響することを示しているデータと言えるでしょう。

現在では、自己免疫を起こしやすい体質などは、親から遺伝すると考えられています。

こういった体質を持った子供がウイルスに感染したり、化学物質の影響を受けるなどをした場合に、膵臓でインスリンをつくるβ細胞を攻撃する免疫細胞が作られ、この免疫細胞がベータ細胞を破壊してインスリンを作れなくなってしまうことが、小児糖尿病の原因となります。

なお、1型糖尿病の大部分はこのような自己免疫により引き起こされるものの、中には自己免疫の関わりが明らかでない場合もあります。

小児糖尿病の改善方法

1型糖尿病による小児糖尿病の場合、インスリン注射による対処を行うことになります。

投与するインスリンの種類は、食前・食後・就寝前といったタイミングで異なります。しかし最近では、生活ライフに併せたインスリン注射も行われており、1型糖尿病であってもインスリン量をコントロールすることができるようになりました。

さらに、最近では痛みをほとんど感じない、糖尿病専用の注射器もあります。採血の時に使う注射針はそれなりに太いのですが、1型糖尿病の場合にはインスリンを投与するのが目的なので、細い注射針を使うことができ、注射時のストレスを軽減できるのです。

なお、インスリン注射と合わせ、食事療法も行うことで、合併症などの危険をより減らすことができます。

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