糖尿病の予防・治療完全ガイド
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1型糖尿病

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糖尿病には、様々な種類があり、種類によって原因や症状、改善方法が異なります。

ここでは、1型糖尿病について解説していきたいと思います。

1型糖尿病ってどんな病気?

1型糖尿病は、膵臓のβ細胞が破壊され、インスリンが分泌されなくなることで引き起こされます。

膵臓のβ細胞は、血糖値を下げる唯一のホルモンであるインスリンを分泌する細胞です。このβ細胞が、何らかの原因によって破壊されてしまうと、インスリンの分泌量が極度に低下してしまい、場合によってはほとんど分泌されなくなってしまうこともあります。

これにより発症してしまう糖尿病が1型糖尿病です。

インスリンが分泌されないため、放置すると血糖値が上昇し、糖尿病性昏睡や糖尿病性腎症など、急性のものから慢性のものまで、様々な合併症を引き起こします。最悪の場合、死に至ることも…。

経口血糖降下薬などの飲み薬が効かないため、インスリンが治療応用されるようになる20世紀前半までは、極度の食事制限が必要な致死的疾患の1つとされていました。この病気では、常にインスリン注射を携帯し、毎日自分で注射する必要があります。

1型糖尿病の原因とは

生活習慣などの影響で発症する2型糖尿病とは異なり、1型糖尿病は自己免疫性疾患などが原因で引き起こされるとされ、生活習慣の影響とは無関係とも言われています。

自己免疫の異常が重要な要因のひとつと考えられてはいるものの、自己免疫系自体にまだまだ不明な部分が多く、具体的な発症原因は不明です。

自己免疫性とは、血中に自分の膵細胞を攻撃してしまう自己抗体が認められるもので、1型糖尿病の多くはこれが原因で引き起こされます。一方で、一部には自己抗体が証明されず、膵臓にも炎症細胞の浸潤が証明されないなど、原因が不明のまま発症するケースも見られるのです。

さらに、2型糖尿病患者がインスリン療法よる治療中に1型を発症する例もあるなど、不明な部分が多い病気とされています。

1型糖尿病の改善方法

1型糖尿病は2型糖尿病とは異なり、食事療法や運動療法での改善効果はほとんどありません。食事制限はなく、年齢・性別に応じて必要な栄養を摂取することが基本となり、治療としては主にインスリン療法が中心となります。

インスリン療法には、食事前と就寝前の1日4回血糖を測定して、各食前には超速効型インスリン、就寝前には持続型インスリンを、医師の指示に従って患者自身が皮下注射する強化インスリン療法があります。

そのほかには、1日3回、毎食前に速攻型インスリンを注射する方法や、1日1〜2回投与する混合型・中間型といった治療法が行われています。

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