糖尿病の予防・治療完全ガイド
誰にでもできる、はじめられる、糖尿病予防・治療のための第一歩

おすすめの運動方法

ジョギングするランナーの画像

糖尿病の予防・改善には運動が効果的です。

糖尿病予防に適した運動の種類は?

ここでは、特にお勧めの運動方法について紹介していきたいと思います。

まず知っておきたい情報として、運動には、有酸素運動と無酸素運動があり、糖尿病の予防・治療としては有酸素運動が適しています。有酸素運動と無酸素運動の違いは、次の通りです。

有酸素運動

酸素を十分に取り入れることを目的とした全身運動です。ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳などがこれに当てはまります。

無酸素運動

短距離走など、動作を一気に行うタイプの運動です。体内に酸素の供給が追いつかないため、治療としてはお勧めできません。

多少の息切れが伴うとしても、人と話しながら続けられる程度の運動が、有酸素運動。ハアハアと息切れして会話がほとんどできないような状態は、運動の種類に関わらず、酸素が十分に取り込めない状態になっているため、効果が期待できません。

逆に、歌を歌えるほど余裕があるような場合も、運動が弱すぎて治療効果が見込めません。

糖尿病の治療に効果的な運動は、酸素を十分に取り入れて行う、中程度の強さの全身運動です。体内に酸素を十分に取り込むことで、血糖や脂肪を効率よく燃焼させることができます。

ウォーキングや軽いジョギング、サイクリング、水泳などが該当します。

1回に行う運動量の目安は?

ダイエット目的の場合、運動は最低でも20分した方がよい、と言われることをご存知でしょうか。

血糖は運動開始直後からエネルギー源として使われますが、実は脂肪がエネルギー源として使われるためには、中程度の有酸素運動を15分以上続ける必要があるのです。

おすすめは、速歩やジョギングといった中程度の強さの運動を、1日に15~60分程度、食後1~2時間以内に、週3~5回する方法です。食後1~2時間以内というのは、血糖がもっとも高くなる時間帯。この時間に運動をすると、血糖値の上昇が抑えやすくなります。

とはいっても、この時間でなくては効果がないというわけではなく、食直後などを避ければ、いつやっても問題はありません。

ただし、インスリン注射をしている人や血糖降下薬を飲んでいる人は、食前の運動は低血糖を招くリスクが高いため注意が必要です。医師と相談しながら運動療法を進めていきましょう。

このページを見た人はこんなページも見ています

低血糖になるって本当?

その他、日常生活で気を付けること

【糖尿病の予防・治療ガイド】 食事療法編

 
糖尿病の予防・治療完全ガイド