糖尿病の予防・治療完全ガイド
誰にでもできる、はじめられる、糖尿病予防・治療のための第一歩

DHA・EPA

DHAが豊富なサヨリが干してある画像

ここでは、糖尿病にいいと言われる「DHA」と「EPA」について、特徴や、どのように血糖値が下がるのかなど、その効果について解説します。

DHAとEPAってどんなもの?

DHAとEPAは、魚介類に含まれる栄養素で、n-3系多価不飽和脂肪酸の仲間です。特に青魚に多く含まれています。この2つは分子構造が良く似ていて、悪玉コレステロールを減らす効果や炎症抑制効果など、代表的な効能も似ています。

日本人は世界的に見ても平均寿命が長いと言われていますが、「魚を中心とした食生活を送っていること」が、その要因の1つと考えられているようです。また、糖尿病に関しても、DHAとEPAの効果が注目されています。

糖尿病患者が少ない都道府県ランキングの1位は高知県。高知県といえばカツオを良く食べるイメージがありますね。他にも青魚が多く獲れる県でもあります。高知県の糖尿病患者が少ない理由として、生魚を日常的に多く食べているためではないか、と考えられているのです。

また、日本糖尿病学会でも、DHAやEPAを含む魚介類やサプリメントを摂取することで、血糖改善に効果的である可能性を示した調査結果を発表しています。

DHAとEPAの成分と血糖値への働き

先ほど、DHAとEPAは分子構造も効果も似ていると書きましたが、実はまったく違う働きも持っています。

DHAは脳への働きが得意。一方、EPAには血小板凝集効果(血液をサラサラにする効果)があります。

DHA

脳神経を活性化する働きがあり、記憶力を向上させたり、認知症の改善が見込めたりといった効果が期待できます。また、EPAが持つ健康効果も、EPAより弱めながらも持っていることが確認されています。

【DHAを多く含む食品】

あん肝・ウナギ・マグロ(トロ)・ブリ・真イワシなど

EPA

DHAのように脳への働きかけはしないものの、血液サラサラ効果が非常に高く、DHAに比べて心筋梗塞や虚血性心疾患の予防効果が高くなっています。また、血糖を細胞に取り込ませて血糖値を下げるインスリンの働きを活性化させる効果もあります。

【EPAを多く含む食品】

あん肝・すじこ・さば・真イワシ・ブリ・さんまなど

摂取量については明確な指針は日本では定められていませんが、アメリカではDHAとEPAを合わせて1日2gを超えない程度という指針があるようです。

食品から摂取する場合、例に上げたような魚を食べるのが良いのですが、大型の魚には水銀が含まれる場合があるため、妊娠中は多量の摂取を避けた方が良いと言われています。

魚からの摂取が難しい場合は、サプリメントを活用すると良いでしょう。

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