糖尿病の予防・治療完全ガイド
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菊芋

菊芋の画像

ここでは、糖尿病にいいと言われる食材「菊芋」がどのように血糖値を下げるのか、その効果について解説します。

菊芋って何?

菊芋は年間最低気温が17℃以下の場所であれば、どんな場所でも繁殖できる、強靭な性質をもっています。草丈は2〜3mにもなり、秋口の収穫前には、菊に似た黄色い花を咲かせ、地茎部には生姜そっくりの塊根をつけます。

もともとは、北アメリカ原産で、インディアンの食糧源となっていたものです。16世紀初頭、北に進出したアメリカ軍が寒さに打撃を受け、次々と兵士が倒れていくなか、その地域に住むトピナンブ族は健康に生活していました。

後の調査で、その食生活の違いに、菊芋が関わっていることがわかったそうです。また、1877~1945年までアメリカで活躍した「眠れる予言者」エドガー・ケーシーが、唯一の天然のインシュリンであると伝えたことでも知られます。

エドガー・ケーシーは多くの人の健康や人生について診断していますが、この時多くの糖尿病の人に食べさせて、合併症から救ったのだそうです。日本へは、江戸末期~明治初頭に飼料用作物としてアメリカから導入されました。

そして、第二次世界大戦後の食料難の頃には、作付統制野菜として代用食としても利用されていたのです。

その後は特に普及することもなく忘れ去られていましたが、近年になりヨーロッパで成分の研究が進められ、非常に栄養価が高いことが判明。ドイツを中心に、機能性食品への活用が進められ、最近は日本でも普及が進みつつあります。

菊芋の成分と糖尿病への効果・効能

菊芋は「イヌリン」と言われる多糖体で構成されています。普通のイモ類とは違い、イヌリンにはデンプンはほとんど含まれず、ヒトの消化酵素で分解されずに体外へ排出されます。このイヌリンこそが菊芋が注目される理由で、様々な健康機能性を備えている成分なんです。

イヌリンには、肥満などのもとになる糖質を体内に吸収する働きを抑えてくれる効能があります。そのため、血糖値を下げるのに効果があると言われています。また、イヌリンのほかにもビタミンやミネラル類を豊富に含んでいて、腸内の善玉菌を増やす効果があることも証明されています。

糖尿病は、インシュリンの減少や働きが悪くなることが原因で引き起こされると言われています。インシュリンと同じような働きをする成分が含まれる菊芋は、食事に取り入れることで、健康維持や糖尿病予防に役立つ食材と言えそうです。

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